Baroqueの優雅な昼下り②

ここに引っ越してきました
Baroqueの優雅な昼下り② TOP  >  2016年02月

藤原正彦氏

少し前、2015年4月に 
インド古寺案内 という本について何か書きました。 ↓
インド古寺案内


           ・・・・・・

今回は、
ー藤原正彦氏が、たびたび発表してる インドの天才数学者シュリニヴァサー・ラマヌジャンについてー

心は孤独な数学者 藤原正彦著
(インド事務員からの手紙  ーシュリニヴァーサ・ラマヌジャンー)
1887年南インドクンバコナム出身 カーストは正統派バラモン最上位です。
シュリヴァーサ・ラマヌジャンは、貧しく生まれ
高校を出ると事務員などをしながら飢えをしのぐのがやっとという環境の中で独力で数学を学びました。
そして、25歳位の頃 偶然に近いめぐり合わせで、当時 宗主国であった
イギリスのケンブリッジ大学のG.H.ハーデイーの目に触れることができました。
手紙だけで 天才 と判断したハーデイは、ラマジャンをケンブリッジに招聘しました。
二人は絶妙のコンビでした。
ラマジャンは、毎朝半ダースほどの新定理を持って現れ
ハーデイは、その価値を検討し、厳密な証明を与え、論文形式に完成させる。
天才と大秀才のコンビは数学では理想のコンビだったそうです。
体調を崩し 故郷近くのマドラスでなくなったのは32歳の時でした・・・・

藤原氏は、ラマジャンの故郷をかなりの覚悟で訪問しました。
そのあたりに100以上もあるヒンドウー寺院のいくつかにたどり着きます。
ヒンドウー寺院の雄大かつ精緻な美と調和にふれ
そこで、 なんと、 ラマジャンの発見した公式の美しさ を、思い起こしました。
数学の天才が生まれた理由が分かったのです。
ここのヒンドウ寺院は美と調和を有してる。
そして最も美意識を必要とするのは 純粋数学 である と、確信してます・・・。
文明の果のインドの その又果ては 天才を生むに足る光輝ある土壌の地だったという事に気がついた というのです。
私の表現の仕方が誠に貧弱で申し訳ないのです・・・・


インド宗教建築図 ↓
インド宗教建築図 - コピー


南インド拡大図 ↓
☆ ラマジャンの故郷は、マドラスの南 クンバコーナム
☆ ガンガイコンダチヨーラ (11世紀中葉のブリハーデイシュワラ寺院があります)
☆ タンジャーヴール (11世紀初頭のブリハーデイシュワラ寺院があります)
インド宗教建築図 - コピー - コピー



その象徴ともいえる 優美なガンガイコンダチヨーラの11世紀中葉のブリハーデイシュワラ寺院   ↓
ガンガイコンダチョーラプラムのブリハデイーシュワラ寺院250kb
内部の装飾などの様子は わかりません・・。

ガンガイ11C半ば





この記事を書こうと思いつい たきっかけ と、なった 週刊新潮の藤原氏の記事 ↓
ゲームソフト デミス



藤原正彦氏夫人 ↓
は、
学者(理数学者)の家系に育った
美しい教え子です。
藤原美子













[ 2016/02/23 20:38 ] 徒然 | TB(0) | CM(0)

ボスニアヘルツエゴビナネ

2回 バルカン半島(旧ユーゴ)を観光旅行してます。
2008年秋 と、2010年春です・・・
その頃は、旧ユーゴスラビア連邦は、6ケ国でした。
今は、8ケ国になりました。
セルビアモンテネグロが、セルビアとモンテネグロとコソボにわかれたのです。

地図の黄緑色がクロアチアです。ドブロブニクが飛び地になってます。
明るい茶色のボスニアヘルテェゴビナがわずかにアドリア海の海岸線に入り込んでます。
ネウムです。人口4300人。21kmの海岸線を死守してます。
この辺りが東西の教会 と、東西のローマが、分離した辺りになるようです。
イスラム教やユダヤ教も混在してます。
バルカン半島







かなり前、テレビの番組で ‘モルドヴァの中世の修道院群’ を知り
ルーマニアの‘モルドバ地方の中世の修道院群’ の見学にいってきました・・・・
行きたくて、行きたくてルーマニアのモルドヴァにいってきました。
この様式は、同じ時に見たブルガニアに僅かにある位で、他にはありません。
気になって調べましたが、分からないままでした。
その後、偶然、三宅理一先生からお話を伺いました。
確定はされませんでしたが、
セルビア辺り が、発祥らしい・・・ 
という事でした。 
(↓の御著書は、その後の発表)
img097.jpg

モルドヴァ壁画は、トルコ軍がルーマニアに攻め入った残酷な場面と正教の神聖な場面がほとんどでした。
その後、 セルビアモンテヌグロ にもゆきました。
(私は、その形跡は‘ 現地にも本にも’ 理解を見出す事が、できません・・・
今なお 研究調査中であるらしいです。))





中世の東方正教修道院壁画とは別に
バルカン半島は、火薬庫デス。
旧ユーゴの話には、
小説家 イヴォ・アンドリチ 抜きにして語る事はできません。
このノーベル賞作家は、母国ボスニアについて
実に暖かく解りやすく感動的に描いてます。

ボスニアのヴィシュグラードという所の ドリナ川 にかかる ソコルルメフトパシャ橋という橋がモデルです。
この橋は、当時のトルコ国内を含めても3番以内に入る位の中世の立派な橋です。

ソコルルメフトパシャ橋

ノーベル賞受賞作
ドリナの橋

img098.jpg






イヴォ・アンドリッチ
イヴォアンドリッチ

この小説も素晴らしいです。
ボスニア
      






 ・・・・・・・

ネウム ↓
ボスニア・ヘルテェゴビナ の21kmの海岸線。
ネウム

       ・・・・・・

ボスニア・ヘルテェゴビナ のサラエボのラテン橋 ↓
(この橋は、第一次世界大戦のきっかけになった
オーストリア皇太子夫妻が、セルビア人の活動家に射殺された橋。)
サレエヴォラテン橋サラエボ事件のあった
 


・・・・

以前
同じ内容の旅行記を観光直後に書きました。
感想も内容も
ほとんど同じと思いますが、
なぜか、もう一度書きたくなりました・・・
東西のキリスト教のTOPの記事がきっかけでしょうか・・・。
アルゼンチン出身の法王様(両親はイタリア移民)と
ロシア正教様が、キューバで・・・
オバマ氏が、カストロ氏が、プーチン氏が、
そのあたりでしょうか


イヴォ・アンドリッチの  ドリナの橋 は、素晴らしい小説です。
沢山 本はよんでますが、
こんなに感動した本は少ないです。
振り返って 思い出して その感激は、胸に迫ってきます。
いいもんです。

政治的にも、経済的にも、それ程必要とされてないこの地に
この橋を
イスラム世界第3番目に立派な橋が あります。
ドリナの橋 には、もう一度行きたい。



[ 2016/02/21 21:52 ] 旅行 | TB(0) | CM(1)

ローマカトリックとロシア正教

新聞で先週 東西教会 トップ初会談 の記事を読みました。
1054年の分裂以来初めてだそうです。
キューバで です。
ローマ法王フランシスコ(アルゼンチン出身) と、 ロシア正教会のキリル総主教
キリル総主教とフランシスコハバナ







キューバは、去年の夏 ローマ法王の仲介でアメリカと54年ぶりで国交を回復しました。
カストロ議長の出迎えを受けるローマ法王
フランシスコとカストロ議長



キリル総主教に誕生日の花を贈るプーチン氏
プーチンと東方教会



バルカン半島(旧ユーゴ)を旅行した時
東西のローマ帝国が分離した その境界線はこの辺りです といわれた事があります。
そう、ヨーロッパの火薬庫といわれた
ボスニアヘルツエゴビナのナウム か セルビアモンテネグロのコトル のアドリア海に面した 辺り でした。
近現代のように
はっきり・くっきりではなかったのでしょう・・・ 。
東西帝国の分裂 と、カトリック教会と正教会 の分裂を、同列に扱うと、 年代にかなりの差は出ますが、
この辺りという事が、解っただけでも、この時の旅行の魅力の一つになりました。
おそらく 同じ 辺り であるでしょう。
宗教・文化・政治の勢力 は、不思議に一致する事が多いです。

(調べてみたら 私は2008年秋と2010年春の2回バルカン半島観光をしてます。
旧ユーゴは、
8つの国境・7つの共和国・6つの民族(18以上の少数民族)・5つの言語・4つの宗教
があります。
銃弾の跡などの紛争の生々しさが残ってました。 東西教会どころか、イスラム教やユダヤ教なども印象的で
何よりも人々の表情の厳しさや、暗さを思い出します。旧共産国の人々に特徴的にもおもいます。)

すぐ上の新聞記事を拡大 ↓
カトリッくと東方教会

                   ・・・・・・


以下、後日(2月24日)記入
 24日の新聞 小さな記事に気がつきました。
ラモン・カストロ氏(91才) キューバの首都ハバナで死去
あのカストロ兄弟にお兄さんがいました。

[ 2016/02/20 07:15 ] 徒然 | TB(0) | CM(0)

ひとみ

JAXAは衛星を、ひとみ と、命名しました。
H2Aロケット30号機で、打ち上げられ 衛星は予定の軌道に投入されました。
X線天文衛星です。
ひとみは、JAXAが、NASAと共同開発(名古屋大などの小型衛星も相乗り)
H2Aは、96,6%の成功率。19年に三菱重工に業務移管。
H2Aは、欧米に比べて費用が、数割高いので、
次世代大型機H3の実用化が待たれます。
H3の実用化は、32年 。

日本の衛星が、沢山上がってますので
宇宙を飛び回ってる日本の人口衛星を
JAXAのHPで調べてみました。 ↓

JAXAプロジェクトの系譜

一般の方向け ⇒ 一番下の方の ‘JAXAプロジェクトの系譜’
が、わかりやすいです。
ペンシル型ロケット~ひとみ  まで、がみられます。
上から2番目には、油井さん達の事
3番目 ひとみ はやぶさ はやぶさ2 等
4番目 H2A H2B   等


[ 2016/02/18 15:00 ] 徒然 | TB(0) | CM(0)

重力波

重力波 というのが、検出されたようです。

米フロリダ大の研究チーム
大型装置LIGO(ライゴ)
総工費1千億円 論文には千人もの研究者の名前が連ねられてます。

日本の 
かぐら(岐阜県飛騨市・カミオカンデの近く)
総工費155億円 研究者250人、来月から観測を開始する予定。


アインシュタインの100年前の予言を、米国が実証。
ガリレイの400年前の望遠鏡に匹敵。
闘病中のホーキング氏もわくわくしてる とのこと。
あの梶田氏もよかったと・・・・
歴史的な天才の名前が並びます。

かぐら がんばれ!

重力波0213産経

歴史的 大検出なのだそうです。
ロケット等は派手なので目立ちますが、
重力波 は・・・・何がなんだか解りません・・・。



[ 2016/02/15 12:29 ] 徒然 | TB(0) | CM(0)

廻し

九重部屋の佐ノ山親方が、廻しで稽古をつけてます。 ↓
千代大海親方やせたわね。
千代大海親方
中学時代からひとりで10人以上の高校生相手に喧嘩に勝つ程のつよさ・・・
深夜、60人もの子分をバイクで従えて乗り廻し 九州一の悪 と云われてました。
お母さんの命がけの説得で
なんと
金髪のままで九重部屋へ・・・・
九重親方(千代の富士)に ‘お前、何しにきた?’
翌日、坊主頭になって ‘親孝行がしたい’
大関にまで昇進しました。
故郷に錦を飾り 優勝パレード では、
先導の白バイのおまわりさんは、当時バイク追っかけ廻していた方でした・・・。

ドラマのような出世物語・・・
親方のtwitterがおもしろい。


トッチー親方も副理事の地位が安定してます。
お相撲取ってた頃と同じくらいに
スピード出世・・・。

[ 2016/02/13 23:42 ] 大相撲 | TB(0) | CM(3)

紀元節

本日は旗日 紀元節 です。
今年平成28年は、皇紀2676年 だそうです
西暦に660をプラスすると、皇紀になると聴きました。

今日の梅の様子です。 ↓
紀元節の梅




今日の産経新聞 ↓
紀元節


[ 2016/02/11 17:09 ] 徒然 | TB(0) | CM(0)

お弁当

初場所中の佐ノ山親方のお弁当!
女将さんは、ただ今、料理本の執筆中なので
今場所は手抜き弁当だそうです・・・。
🍙は、コンビニのとはちがうようです。
しかし立派
スゴイ
千代大海
>


[ 2016/02/10 19:34 ] 大相撲 | TB(0) | CM(0)

立春

あっという間に2月!
寒いんですが、
立春に、やっぱりほっとします。
今年も早々と
お雛さま が、登場しました。
おひなさまの髪飾り が、みつかりません・・・

お雛様

(そして お正月飾り の、遅い収納です。)

[ 2016/02/08 15:17 ] 徒然 | TB(0) | CM(0)

2月6日の新聞から

産経新聞です。

Scan_2月-6-2016-2-51-26-466-PM皇位継承のあり方



Scan_2月-6-2016-2-59-56-812-PM憲法学者の7割



[ 2016/02/06 15:12 ] 徒然 | TB(0) | CM(0)

レオナルド・ダ・ヴィンチ展

レオナルド・ダ・ヴィンチ展です。
今年は、スゴイ・・・
イタリアからの展覧会!
日伊国交樹立150周年記念 という事だそうです。
ボッテイチェリ展があり
この後なんと6月25日からは、ミケランジェロ展があります。(汐留ミュージアム)

その前西洋美で3月1日からカラヴァッジョ展。

ワタシは、
両国で、本当にあのダ・ヴィンチの作品にあえるのかどうか
少し不安になるほど 興奮してました。

英国の貴族が、スコットランド・ナショナル・ギャラリーに寄託・展示されてる
糸巻きの聖母 
(部分真筆)
スコットランドへの予定はないので、これを見逃せば終わり! と決めつけて
いってきました。両国へ。
レオナルド展
ダ・ヴィンチやこの時代の画家の構成の特徴がよくでて
画集やちらしの写真で目立つ不自然さは、実物では気にならず
部分真筆の酔にひたります・・・。
糸巻きの螺旋を意識することができます。
レオナルド派などの下絵や模写や版画などの参考作品にも魅せられます。
会場、入ってスグに
ヴィンチ村の現在の風景の写真が大きく飾ってありました。
ヴィンチ村のレオナルドさん・・・
しみじみとします・・・。

かって西武美術館で何回も沢山のダ・ヴィンチのデッサンや、設計図が、みられた時期がありました。
あの頃、ちょっと慣れてしまった感がありましたが、
宝ものは、やっぱりいいです。
しびれるわ。
またもや重い図録を買ってしまいました。




江戸東京博物館での鑑賞のあと
上の方のレストランで食事
ヴィンチ村はワインの生産地のようです。
ヴィンチ村のレオナルド・キャンテイが飲めました。
しみじみと飲みました。
ヴィンチ村のキャンテイ
上からの目線で 国技館の屋根と隅田川を 有難くも望む事ができました。


[ 2016/02/06 14:09 ] 展覧会 | TB(0) | CM(0)

節分

本日は、節分。
節分寄席 を、楽しみました。
古今亭文菊師匠
乗りにのってる若き師匠は、
70回芸術祭優秀賞を受賞されました。
いまや
大看板に出世されました。
銀座の割烹料理素処での独演のあと野村料理長の料理を頂きました。
豆まき
豆をポリポリ食べながら開演を待ちます。

師匠は、鈴本での席亭のあと、
大急ぎで
銀座線で駆けてくれました。
そのために、恒例の鈴本での豆まきはパスされたそうです・・・
今日は、あちこちで 有名人が、豆まきをしてるでしょうね。
お相撲さんや、役者さんなど・・・
選ばれた演目は、
忠臣蔵四段目淀五郎
うまい。キレのいい噺。見た目もイキでカッコイイ し、若い・・・
なんせ、28人抜きの真打昇進から3年目の師匠デス。
二つ目くらいからの熱心なフアン様に囲まれてワタシは、圧倒されつづけてます。
淀五郎は有名な噺ですが、
聴く機会は少なく むずかしいのでしょうか、
人情噺に入るのでしょうが、
ベタベタした感がなくとてもよかった。
四段目は、大変な場面なのですが・・・
四段目はもう一つ 蔵丁稚 が有名です。


その後 今年の初節句の宴です
恵方巻まで戴きました。
ワタシは、小さい恵方巻なのにお話してしまいました。
黙って 恵方の方向を向いて 召し上がってる方もいました。
恵方巻
[ 2016/02/04 22:35 ] 劇場 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

Baroque

Author:Baroque
ここに引越しました。
本は友達!
絵(ルネッサンス・マニエリスム)音楽・お相撲・歌舞伎・お能・文楽・落語、・食べること大好き。

・・・・・・・・・♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Baroqueの優雅な昼下り
  http://fzksakura.blogspot.com/
もよろしく。

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