Baroqueの優雅な昼下り②

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クラーナハ  展

クラーナハ展にいってきました。
とても、楽しみにしてました。
沢山のクラーナハの作品でした。
img164.jpg
画集ですっかりお馴染みですので、
何回もみてるような気がしてましたが、日本初のクラーナハ展
「クラーナハというよりも  クラナッハ(1472~1553 ) になれてます。」
北方ルネサンスも大好きですので、何故か 最近では デユーラーと間違えて、
クラナッハイメージするとき、 デユーラーから切り替えるという作業が加わりました。




ヨーロッパの美術館で数多くみてますが、
ポツンポツンと 数多くみすぎて どこでどの作品をみたのかが
わからなくなってます。
そして
こうして 日本でゆっくりみると 案外 絵が小さいのに驚いてます。
又、先取りしてる新しいセンスにも・・・
ヴィーナス
展覧会の副題名の 500年後の~ という事は、 何が・・・ とおもいましたら
1517年からの宗教改革から・・・
クラーナハがはルターと親しかった   という事のようです。

宮下規久朗氏の新聞記事を参考にして・・・・  ↓
ドイツで起こった宗教改革によって聖像破壊の嵐が吹き荒れ
多くの画家は制作停止に追い込まれました。(グリューネヴァルト、リメンシュナイダー等)
デユーラーは、聖母像を描かなくなり、
アルトドルフアーは風景画というジャンルを創始しました。
クラーナハは、
ビーナスやルクレテイアといった異教徒的で官能的な主題に活路をみいだしました。
それらにはイタリア的なおおらかなヌードとは異なる
淫靡で怪しいエロテイシズムがただよっています。
宗教改革による価値観や美意識の混乱が生み出した特異な芸術でありました。
宮下先生の解釈が素晴らしいです。
五百周年記念の 副題も、さもあり南無。

それから 気になる(父) は、(子)が、同じ名前だったという事で、圧倒的に(父)のほうが、活躍の度は高く
上手(じょうず)なほうは(父)のようです。



ヴィッテンベルグの宮廷画家で大型の工房を持ち大量生産してたようです。
ヴィーナスとクビド







ピカソも挑戦したようです。
この作品ではないですが、ホンモノのリト作品はよかった。
ピカソのリトグラフ
でも、ピカソの挑戦は、 
お国の先輩ベラスケス への尊敬の意とは、比べる事はできません。 
苦労してるわりには
あまり 成功してる とは、言い難いようにおもいました。
(熱意も少なかったのかしら)

遠くで岸田劉生に似たような絵だわ・・・・と、思ったら 
ホンモノ でした。劉生は、影響を受けたのだそうです。


何年か前  オーストリアのインスブルックで みました。
クラナッハの聖母子像1520年インスブルック大聖堂聖ヤコブ教会
クラナッハ 聖母子像 (1520年) インスブルック大聖堂 聖ヤコブ教会

写真が見つからず、お借りしたモノです。 よくわかりませんね。
現場では、もう少しよくみえました。
クラナッハ初期の作品か(?) と思いました。
[ 2016/11/13 15:34 ] 展覧会 | TB(0) | CM(0)
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Author:Baroque
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