Baroqueの優雅な昼下り②

ここに引っ越してきました
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青葉の笛

昨夜のラジオ深夜便で
川野一宇アナウンサーと、レポーターとの会話で
‘青葉の笛’なる 言葉がでました。
(ワタシは、ちょうど、知人とお相撲の取り組みについて
土俵上さながらの激しいやり取りをしてましたので
青葉の笛の 内容はよくわかりませんでした。
が、
気になって ‘青葉の笛’ について wikiさま で調べました・・・


           ・・・♪・・・


文部省唱歌 青葉の笛

作詞 大和田建樹 (1857~1910
 作曲 田村虎蔵  (1873~1943)

一の谷の 軍(いくさ)破れ
討たれし平家の 公達あわれ
暁寒き 須磨の嵐に
聞こえしはこれか 青葉の笛

森繁久彌の歌  ↓
青葉の笛


一番は平敦盛(あつもり)を歌った詞
 鵯越えで有名な一の谷の合戦で
海上に逃れようとした敦盛は、
熊谷直実に呼び戻された。
 敦盛を組敷き首を刎ねようとした直実は、
14歳の敦盛に驚き逃がそうとしたが、敦盛は断りそのまま討たれた。
 その時腰に携えていた笛「名笛小枝」を歌ったもの。

二番は平忠度(ただのり)
(薩摩守で無賃乗車の代名詞として使われている)
平家都落ちの時、途中から引き返して、
和歌の師藤原俊成に詠草一巻を預け立ち去った。
 俊成は鎌倉幕府に遠慮して読み人知らずとして
「千載集」に下記の和歌を載せている。

さざ浪や 志賀の都は 荒れにしを
        昔ながらの 山桜かな



・・・・・・♪・・・・・


平敦盛
平 敦盛(たいら の あつもり)は、平安時代末期の武将。
平清盛の弟・経盛の末子。
位階は従五位下。
官職にはついておらず、無官大夫と称された。

平敦盛
平敦盛像(狩野安信筆、須磨寺蔵)
平安時代末期
嘉応元年(1169年) ~ 元暦元年2月7日(1184年3月20日)
別名 無官大夫
墓所  高野山奥の院、  須磨寺(首塚)    須磨浦公園(胴塚)
官位  従五位下
主君   安徳天皇
氏族    桓武平氏維衡流(伊勢平氏)
父母    父:平経盛、母:藤の方
兄弟   経正、経俊、敦盛




* 生涯 *
笛の名手であり、
祖父・平忠盛が鳥羽院より賜った『小枝』(または『青葉』)という笛を譲り受ける。
平家一門として17歳で一ノ谷の戦いに参加。
源氏側の奇襲を受け、
平家側が劣勢になると、
騎馬で海上の船に逃げようとした敦盛を
敵将を探していた熊谷直実が
「敵に後ろを見せるのは卑怯でありましょう、お戻りなされ」と呼び止める。
敦盛が取って返すと、
直実は敦盛を馬から組み落とし、
首を斬ろうと甲を上げると、
我が子・直家と同じ年頃の美しい若者の顔を見て躊躇する。
直実は敦盛を助けようと名を尋ねるが、
敦盛は
「お前のためには良い敵だ、名乗らずとも首を取って人に尋ねよ。すみやかに首を取れ」
と答え、
直実は涙ながらに敦盛の首を切った。
この事から、
直実の出家の志が一段と強くなったという発心譚が語られる。
「延慶本」や「鎌倉本」の『平家物語』では、
直実が敦盛の笛(または篳篥 ヒチリキ)を
屋島にいる敦盛の父・平経盛の元に送り、
直実の書状と経盛の返状が交わされる場面が描かれている。

この『平家物語』の名場面は、
のちに能『敦盛』、
幸若舞『敦盛』、
文楽/歌舞伎『一谷嫩軍記』などの題材となった。
織田信長の好んだ歌
「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり。一度生を享け滅せぬもののあるべきか 」

幸若舞『敦盛』の一節である。

唱歌「青葉の笛」(大和田建樹作詞、作曲・田村虎蔵)の一番は、
敦盛の最期を歌って広く知られる。(二番は平忠度)


ちなみに
アツモリソウ
Cypripedium macranthos
絶滅危惧II類(環境省レッドリスト)
Status jenv VU.png 絶滅危惧
分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 単子葉植物綱 Liliopsida
目 : ラン目 Orchidales
科 : ラン科 Orchidaceae
属 : アツモリソウ属 Cypripedium
種 : アツモリソウ C. macranthos
学名   Cypripedium macranthos [Sw.]  var. speciosum (Rolfe) Koidz.
和名   アツモリソウ(敦盛草)
英名   Large-flowered Cypripedium


素晴らしい写真をみつけました・・・ (あまりにも素晴らしいので拝借)
アツモリソウ ↓ 撮影場所は不明(日本)
アツモリソウ1351786847 - コピー

さらに
ちなみに
クマガイソウ (栽培)
クマガイソウ




敦盛 (幸若舞)
『敦盛』(あつもり)は、幸若舞の演目のひとつ。作者と製作年は不詳。
『敦盛』(あつもり)は、幸若舞の演目のひとつ。作者と製作年は不詳。
1184年(元暦元年)(平家方の呼ぶ寿永2年)、
治承・寿永の乱(源平合戦)の一戦である須磨の浦における「一ノ谷の戦い」で、
平家軍は源氏軍に押されて敗走をはじめる。
平清盛の甥で平経盛の子、若き笛の名手でもあった平敦盛は、
退却の際に愛用の漢竹の横笛(青葉の笛・小枝)を持ち出し忘れ、
これを取りに戻ったため退却船に乗り遅れてしまう。
敦盛は出船しはじめた退却船を目指し渚に馬を飛ばす。
退却船も気付いて岸へ船を戻そうとするが逆風で思うように船体を寄せられない。
敦盛自身も荒れた波しぶきに手こずり馬を上手く捌けずにいた。

そこに源氏方の熊谷直実が通りがかり、格式高い甲冑を身に着けた敦盛を目にすると、
平家の有力武将であろうと踏んで一騎討ちを挑む。
敦盛はこれに受けあわなかったが、
直実は将同士の一騎討ちに応じなければ兵に命じて矢を放つと威迫した。
多勢に無勢、一斉に矢を射られるくらいならと、
敦盛は直実との一騎討ちに応じた。
しかし悲しいかな実戦経験の差、
百戦錬磨の直実に一騎討ちでかなうはずもなく、
敦盛はほどなく捕らえられてしまう。

直実がいざ頸を討とうと組み伏せたその顔をよく見ると、
元服間もない紅顔の若武者。
名を尋ねて初めて、数え年16歳の平敦盛であると知る。
直実の同じく16歳の子熊谷直家は、この一ノ谷合戦で討死したばかり、
我が嫡男の面影を重ね合わせ、
また将来ある16歳の若武者を討つのを惜しんでためらった。
これを見て、組み伏せた敵武将の頸を討とうとしない直実の姿を、
同道の源氏諸将が訝しみはじめ、
「次郎(直実)に二心あり。次郎もろとも討ち取らむ」との声が上がり始めたため、
直実はやむを得ず敦盛の頸を討ち取った。

一ノ谷合戦は源氏方の勝利に終わったが、
若き敦盛を討ったことが直実の心を苦しめる。
合戦後の論功行賞も芳しくなく同僚武将との所領争いも不調、
翌年には屋島の戦いの触れが出され、
また同じ苦しみを思う出来事が起こるのかと悩んだ直実は世の無常を感じるようになり、
出家を決意して世をはかなむようになる。




墓所
首塚須磨寺(兵庫県神戸市須磨区)
淡路島福良湾内のの煙島(兵庫県南あわじ市)
胴塚須磨浦公園(兵庫県神戸市須磨区)


広島県庄原市には古くから
「敦盛さん」という民謡(市の無形民俗文化財)が伝わっている。
それによると敦盛の室(玉織姫、庄原では「姫御さん」と呼ばれる)が、
敦盛は生きているとの言い伝えを頼りに各地を巡り歩き、
敦盛は 庄原に至ってそこに住んだ、という。
庄原市春田にはその玉織姫の墓といわれるものが残っている。

直実は
建久元年(1190年)
法然の勧めにより、
高野山で敦盛の七回忌法要を行っている。
また『一谷嫩軍記』では、
実は敦盛は後白河院のご落胤で、
直実はそれを知っていて、
自分の息子小次郎の首を刎ねたという記述となっている。

『平家物語』では『小枝』(さえだ)という横笛。謡曲では『若葉の笛』という。
『源平盛衰記』では16歳。
覚一本『平家物語』「敦盛最期」
熊谷寺案内:建久元年(1190年)「敦盛卿菩提供養の為、高野山に入る」

関連項目
アツモリソウ
アツモリウオ
須磨寺
須磨浦公園

平敦盛を扱った作品
長編歌謡浪曲 須磨の浦悲曲 (三波春夫)

能面 長澤重春能面集:十六

日本の民謡 曲目解説<中国地方>

古谷知新校訂『源平盛衰記』国民文庫、明治43年2月13日発行

一谷嫩軍記熊谷陣屋の場 - 小鹿野歌舞伎の紹介


能面 敦盛
十六中将

十六中将(じゅうろくちゅうじょう)
「十六」や「敦盛」は
十六歳で戦死した平敦盛を描き出した面で、能面の中でも最も若い人物を表現したものの一つです.
面の特徴は冠はありますが目や唇の形など女面のような作りです。
「十六」はまだ少年なので眉は剃り落してはいません。
「十六」は上歯だけ、
「敦盛」は上歯と下歯が作られています。
この「十六中将」は貴公子の優雅な表情を持つ
「中将」の特徴を併せ持ったような面となっていて、
名前に<十六>がついていますが眉は描き眉になっています。
中間的な性格の面なので比較的新しい型の面かと思いましたが、
伝わる作者名からするとかなり古くからあった型の面のようです。
(作者はわかりませんでした。
    写真の 面 は、 十六 ですね。)
[ 2017/07/20 16:06 ] 徒然 | TB(-) | CM(-)
プロフィール

Baroque

Author:Baroque
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