FC2ブログ

Baroqueの優雅な昼下り②

ここに引っ越してきました
Baroqueの優雅な昼下り② TOP  >  展覧会 >  プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光

プラド美術館展にもいってきました。
ベラスケスと絵画の栄光

ベラスケスの作品は120点現存します。その4割がプラド美にあり
今回7点も一挙来日しました。
img394.jpg
日本スペイン外交関係起立150周年記念
という事で、貴重な作品が来日しました。
今年は、明治150年にあたります。
日本は、そのころ各国との外交が起立されたのでしょう・・・
前後しての150周年記念の催し物が多いです。
スペインの国宝級の作品のお出ましです。
ようこそベラスケス


以前は、このように有名な絵を見に行く時は、緊張で震えてました。
(沢山、並んだりもしました。)
頻繁にこのような名画をみられる世のなかになってしまったので
自身の中におごりが生じて 慣れてしまってます。
宗教なのか神話なのかある意味宮廷なのかの区別が出来ないまま
会場を見て回りました。
ド迫力と、力量に感心しながらも、 作品が少ないので疲れなくてイイワ・・・・になってしまいました。



スペインにおける独立した風景画は17世紀にはあるにはあったが、
風景画を専門にしてる画家はあまりいなかった。

初期の重要な画家はエル・グレコ
グレコは16世紀のヴェネテイア派絵画の影響を受け
写実というよりは心象的であった。


その後、より写実的な風景表現はローマのカラバッジョ
あるいはボローニア派絵画のカラッチ一族などからの古典的風景から影響を受けました。

独立した風景画 
フランシス・コリャンテス は、
フランドル、イタリアの伝統を受け
古代遺跡を 取り入れてある意味 桃源郷のような理想風景を得意としました。
もちろん純粋な風景も描きました。



ベラスケスもローマで風景画を描いてます。
(今回は来日してません。
  この風景画には ‘光と空気’が入って来てます・・・)


そして 
この度の
王太子バルタサール・カルロス騎馬像
の 背景の風景!

ベラスケスの風景画家としての成熟の域を示してます。

‘パノラミックな山岳風景はアルカサリから望まれる。
雪を残したグアダラマ産経の実写であり(季節は3月ごろか)
遠ざかるに従いブルーの色調が深まる流麗な空位遠近法が駆使されている。’


印象的な
ブリュッセルのオメガングもしくは
鸚鵡の祝祭:職業組合の行列
は、ステキです 面白い。
この様式は印象的なのに 以前、どこであるいは画集でみたのか
どうしても思い出せません・・・。
ベルギーの国立美術館で似たようなのを、見たような記憶があります・・・


静物画もある意味 歴史が浅く
かっては、宗教画や肖像画の脇役として描かれてましたが、
北方あたりからか、片隅から絵画として自立し始めました。
そして
フランドル、オランダ、イタリア、スペインの各地で1600年頃
静物画がひとつのジャンルとして成立しました。
静物画成立の初期の頃は スペイン、イタリアなどでは多くは風俗画的な静物でしたが、
ヨーロッパの絵画は
次第に視覚的な魅力だけで静物画が、十分成り立つようになりました。



ボデゴンに分類されるのでしょうか、
フエリペ・ラミーレスの
食用アザミ、シャコ、ブドウ、アヤメのある静物
(サンチェス・コターンの見事な再現・完全に近い模倣!
 コターンは修道士です。もっとも古いスペインの静物画の作家といわれてます
日常を写す出しものではなく幾何学的で現実と非現実の神秘的な邂逅だそうで
これはスペイン静物画の特徴になりました。)
フアン・バン・デル・アメンのおだやかな左右対称の静物は2014年に国立西洋美術館が、
購入したそうです。
そのアメンの影響を大きく受けたイエペス!
イエペスは厳格な対称と正面性の、幾何学的な構図は、
複雑なモチーフの配置の作品でも 終生、生き続きました。
トマスイエペス

ボデゴンにおいて
当時、神秘的な ブドウ絵画 が人気があったそうです。

静物画は
スペインでは ボデゴン
フランス語は ナツーラ・モルト
英語は ステイル・ライフ
といわれてるようです。
これらは区別される と思われることもあります
が、いくらか 曖昧になってます。


ルーベンス は、1点ありました。ルーベンスが好きなので ホッとしました。







スペインは100年に一人くらい素晴らしい画家が誕生します。
ベラスケス、エルグレコ(ギリシャ人)、ゴヤ、ピカソ・・・
ですが、
イタリアの絵画最盛期を15世紀とすると、
明らかに遅く、少ないです。
ベラスケスしかいません。
遅れたルネサンス !
イタリアの焼き直し、二番煎じ と、いう人もいます。

私は⇓の3人が 気になって この度、wikiで調べてみました。
ベラスケス 1599年生まれ
カラバッジョ 1573年生まれ
レンブラント 1606年生まれ


わたしにとって プラドといえば ↓ です。
ヒエロニムスボッシュ
観光でスペインに行ったと時は、公開されてませんでした・・・
たまたまなのか、あまり公開されてのないのか
残念でした


それから ↓ も、画集のみです。
ロヒールフアンデルウエデイン十字架降下1435年

スペインは16~7世紀にフランドルを領土としました。
(ネーデルランド17州・南ネーデルランドなど)
スペインの無敵艦隊の頃かしら
(太陽が沈むことのない国・・・)
ゆえに、おおくのフランドル絵画があります。

スペインは16世紀前半に 新大陸に侵入し
インカ帝国の首都クスコを72時間で征服したそうです・・・
そして
宗教までも変えました。
その後のペルーのクスコは
大変に繁栄しました。





売店で 重い重い図録とハモンイベリコ(バジョーダではなかった)を買いました・・
豚を食べないイスラムの支配も 長かったスペインの名物です。
冷蔵庫から出して1時間位待ち、室温にしてからお召し上がり下さい
といわれましたが、
すぐ食べてしまいました。
おいしゅうございました。

本は買ってよかった。
スペイン絵画に対する曖昧な解釈が
簡単に明解になりました。
沢山の専門家の分かり易い解説です。
安価だわ。軽いわ。




[ 2018/04/28 17:16 ] 展覧会 | TB(-) | CM(-)
プロフィール

Baroque

Author:Baroque
ここに引越しました。
本は友達!
絵(ルネッサンス・マニエリスム)音楽・お相撲・歌舞伎・お能・文楽・落語、・食べること大好き。

・・・・・・・・・♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Baroqueの優雅な昼下り
  http://fzksakura.blogspot.com/
もよろしく。

最新記事
最新トラックバック