Baroqueの優雅な昼下り②

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ボッテイチェリとルネサンス

ボッテイチェリとルネサンス にいってきました。
(私は初日にいってしまいました。)

こんなにすばらしい 作品が 沢山集まってます。 ↓
以前程は驚かなくなりましたが、
それにしても、我・日本で
ヨーロッパ・フイレンツエなどの この時代すばらしい名画を
一度にこんなに沢山みられるとは・・・。

ふた昔前には考えられませんでした。
そう、ふた昔前の日本にはルネサンス以前の絵はめったにきませんでした。
日本人のそれを美術の世界から牽引する指導者の意識と知識に変化が出てきているのでしょうか。
同時に経済大国としての余裕もあるのでしょうか。
(ゆるやかな回復傾向にある、経済状態ではありますが。)
上野の西洋美術館もここ20年位前からルネサンス期の絵を少しづつ購入してますね。)
さあ、謹みて拝観いたしましょう。

チラシ
上も下も同じ絵です。
せっかく丸いんですから
丸い写真も。
ボッティチェリ①
サンドロ・ボッテイチェリ (1470年代末 テンペラ、板 直径95cm ピアチェンツア私立博物館イタリア)




ボッテイチェリ ケルビムを伴う聖母子 (1470年頃テンペラ・板 ウフイツイ美術館)
ボッティチェリ②
素晴らしい額装の聖母子・・・
ザ ルネサンス サンドロ・ボッテイチェリ の若き日の作品。
天使の位 2番目のケルビム。
(9段階中二番目、ちなみに大天使は8番目)








ボッテイチェリ 受胎告知 1481年 フレスコ ウフイッツイ美術館
ボッティチェリフレスコ壁画
フレスコ壁画です。大きい・・・
10年くらい前に日本に来てます。
あの時は驚きました。たしか西洋美館だったように記憶してます。
かなり大がかりのルネサンス展でした。ヴェネチアもありました。
ふた昔前はどうやって壁画を日本に運ぶのかしらとその好奇心が強かったわ。
もう、わかりました。
大きな素晴らしい壁画でsすが、
写真が小さすぎました・・・・



ジョバンニ・デラ・ロッビアの
パッツイ家の標章(フイレンツエ ウフイッツイ美術館 彩釉テラコッタ、浮彫) 1510年~1525年
 イタリアでよくお目にかかる彩釉テラコッタ がありました。
花や果物に囲まれての聖母子像のレラコッタは目立ちますが、これは標章なのに注目したわけは
パッツイ家の文字が目に入りましたからです。
パッツイ家の標章
パッツイ家の名前を知ったのはつい最近・・・それも ‘映画ハンニバル’ を見たときです。
あのアンソニー・ホプキンスのハンニバル。
(トマス・ハリスンの小説ハンニバルの映画化。)
映画のなかの
ルネサンス期のパッツイ家・・・! 知らなかったからでしょうか 印象に残ってはいました。
(陰謀・そんな事件もあったのか・・位の思いでした・・・)
そして ここに
Bunkamuraで ‘ パッツイー’ という文字との再会が突然ありました。

パッツイ家の陰謀(1478年): 新興メデイチ家に陰謀を仕組みましたが 失敗しました。
メデイチ家に対抗したのですから大変なことです。
パッツイ家側から100人以上の処刑者がでたという事です。
それでも1492年には要職に戻ったそうですので これもすごいです。

その時のパッツイの処刑の様子が
ボッテイチェリによってフレスコで描かれたのがあったそうですが
破壊されてしまったそうです。
                    
ダ・ヴィンチのこの有名な絵は
パッツイー家と関係のあったベルナルド・バンテイーニ(1479年)なのだそうです。
ダヴィンチ ベルナルドバンテイーニ1479年
花の都 藝術のルネッサンス は、それはそれはもの凄い時期で
現実は血で血を洗うハンニバルも真っ青な時代だったそうです。




映画の中のBGMは バッハのゴールドベルグ変奏曲(ピアノ:グレン・グールド )があります。
(イタリア大好き。バッハ大好き。それから怪演・名優アンソニー・ポプキンス・・・ )

また、
映画の中での オペラの場面は  美しい曲 美しい場面 です。
誰の何という曲でしょう。
イタリアオペラかしら・・・
聴いたことがあるような ないような・・・
こういう場面をみると、 オペラとは聴くものではない という事が解ったような気がします。
オペラの舞台を見ないでCDのみを聴く ということは、
‘歌舞伎や能や文楽’ など で‘ 地・ 謡・ 義太夫と三味線 ’ のみを聴いてるようなものですのね。

この展覧会を記念して
ハンニバルのDVDを探しだして みてます。
そして
このオペラの部分が気になって調べてみました。
驚いたことに
パトリック・キャシデイ という人が 
この映画のこの場面のために作曲したものだそうです。
ある作品はアカデミー賞の候補にまでなったようです。
(で~も DVDハンニバルは  ちょっと、気持ち悪い映画だわ。)




フランドル楽派のヨハンネス・マルテイニ(1440~1497)作曲の楽譜
(フイレンツエ 国立図書館蔵)
テンペラ 金箔 羊皮紙  有名な楽譜です。
  フランドル楽派 - 94MB
ネウマ譜は9世紀頃にはあったようです。
線がない楽譜から1本線になり
4本 5本 それ以上の線の楽譜の時代がありました。
テンペラ・ヤンピ・黄金箔の細密画の4本楽譜を見るとゾクッとします。
4本譜線は11世紀に登場します。
これは五線譜ですね。
上枠の中の人物は楽人の祖といわれてる ユバル。槌を叩いて音の比率の法則を発見しました。
この時代の楽譜はほんとに魅力あります。
すばらしい芸術でもありますが
とほうもない労力と時間がかかりました。
15世紀初めのグーテンベルグ印刷までしばらく続きます。







              ・・♪・・
よくばって 沢山、楽しもう と思うといろいろ忙しいわ。


ヤマザキマリさんの講演が会期中にあるようです。
ヤマザキマリさんは
イタリア在住漫画家 作品テルマエ・ロマエが 大評判です。
テレビでも (お風呂大好き イタリア人と日本人) ということで
何回かにわたって イタリア特集を公開してます。
カラカラ浴場 と、日本の温泉 とはずいぶん差がありますが、
それを (かなり無理して(!?) 関連付けた 発想がすばらしいし面白い。

マリさん描く ボッテイチェリ ↓
ヤマザキマリ テルマエロマエ


[ 2015/03/31 23:58 ] 展覧会 | TB(0) | CM(0)
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Author:Baroque
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